薬草人参の種類・生息地は?人参の種類は意外に多い

「薬草人参」と呼ばれる人参には、様々な種類があります。

 

代表的なものは、田七人参・高麗人参・竹節人参・日向当帰です。

 

そこで、これらの薬草人参の生息地や、植物学的なことについてお話していきます。

 

田七人参

中国の雲南省及び広東省の高山地帯でしか生息できない、希少価値の高い人参です。育つのに3〜7年かかる貴重な人参で「金にも換えがたい」から、金不換(きんふかん)と呼ばれています。

 

そして、ウコギ科・ニンジン属に属する、多年生の植物です。

 

本場中国では、薬局で生の田七人参が売られていたり、歯磨き粉の材料になったり、田七を使った料理まであるようです。

 

さすが、中国4000年の歴史は伊達じゃありません。

 

高麗人参・竹節人参

田七人参同様、ウコギ科の植物です。そしてこの2つは、「トチバニンジン属」と呼ばれるものに分類されています。

 

高麗人参の生息地はかなり幅広く、朝鮮半島や中国、日本で栽培されています。しかし、「高麗」という名の通り、高麗人参の本場は朝鮮半島です。

 

そして、本場・朝鮮半島で採れた高麗人参はかなりのクオリティを誇ると言われています。また、日本では、主に長野県・福島県・島根県などで栽培されています。

 

高麗人参には様々な呼び名があります。朝鮮人参を始め、オタネニンジンもそうですね。高麗人参もお酒や薬膳料理にも使われます。

 

竹節人参は、日本の各地と、中国の四川省に生息している人参です。根茎を利用します。

 

ただ、どちらかと言うと、中国よりも、日本の方が積極的に栽培しているようです。竹節人参の有名な国内産地は、福井県や奈良県・鹿児島県・長野県・群馬県などです。結構、日本に広く分布されている人参です。

 

日向当帰(ヒュウガトウキ)

最後にヒュウガトウキについて触れていきたいと思います。

 

日向当帰は薬草人参のひとつですが、田七人参・高麗人参・竹節人参とは決定的に違う点があります。それは、ウコギ科ではなく、「セリ科」の植物であるという点です。

 

そして、日本でしか取れない高級薬草人参で、「日本山人参」とも呼ばれています。産地は大分県南部・宮崎県北部のみという限られた地域であることからも、その希少性がわかります。

 

別名「神の草」と呼ばれる薬草です。